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Interview

畑 直幸

Posted in Interview,news,workshop by tomo ishiwatari on 2011-09-2

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第4回 写真「1_WALL」でグランプリを受賞した畑直幸さんが、9月から

写真の勉強をしにオランダへ留学するそうです。

 

The grand winner of 4th “1_WALL” photo contest Naoyuki Hata will be studying abroad in
Netherlands starting this September.

The grand winner of 4th “1_WALL” photo contest Naoyuki Hata will be studying abroad in Netherlands starting this September.

畑 直幸さん

ロンドンでもNYでもなくオランダです。

ベルリンでもパリでもなくオランダです。

しつこいですか?すみません。

Not London and not NY but Netherlands.

Not Berlin and not Paris but Netherlands.

Perhaps a bit redundant? Sorry about that.

というわけで渡航の準備で忙しい畑さんに、少しだけお話しを聞かせてもらいました。

 

btb:畑さんこんにちは。

「1_WALL」のグランプリ受賞、おめでとうございます。

 

畑:ありがとうございます。

 

btb:受賞作のタイトル「submerge garden」のsubmergeは水没という意味ですが、

没頭するという意味もあるそうです。

 

畑:あ、それは知りませんでした。偶然ですけど良い言葉ですね。

btb: Congratulations on your achievement at “1_WALL” photo contest.

Hata: Thank you very much.

btb: I would like to talk about your winning title “submerge garden” –the word submerge can

also be used as “devote” in a different context.

Hata: Oh, I didn’t know that. Such a nice word for a coincidence.

 

btb:9月からはオランダの大学に留学されるそうですが、どんな大学に通うんですか?

 

畑:アムステルダムにある Gerrit Rietveld Academie とゆう所に行きます。4年制の大学で色んな学科があるみたいです。僕は写真学科の2年生に編入という形で入る事になりました。

 

btb:オランダはご飯もおいしいし、景色もいいし、学ぶには最高の場所かもしれませんね!

 

畑:はい。余り知らないのでどんな感じか想像がつきませんね。

 

btb:来年は「1_WALL」の個展ですね。

 

畑:はい。自分でもどうなるのか解らないので、楽しみですね。

 

btb:畑さんありがとうございました!

 

 

畑:ありがとうございます。

 

between the booksはそんな畑さんのオランダ生活のレポートを

連載します!皆さまお楽しみに。

btb: I heard that you are studying abroad in Netherlands starting this September. What school

are you going?

 

 

Hata: I will be studying at Gerrit Rietveld Academie in Amsterdam. It is a 4 year university and I

 

 

will be joining the school of photography as a Sophomore.

btb: The food and landscape in Netherlands are great, so I think you will have a great time

studying there!

 

Hata: Yes. It’s a new experience for me so I can’t imagine.

btb: I also heard that you will be having your solo exhibition at “1_WALL” next year.

Hata: Yes. I still don’t have any specific plans on what I will be doing so I’m looking forward to it

a lot.

btb: Thank you very much Hata san!

Hata: Thank you very much.

between the books will be posting Hata’s Netherlands report. Please enjoy!

 

今日の写真2010@佐原宏臣写真展 第3回(全3回)

Posted in Interview by manami takahashi on 2010-09-3

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全3回に渡ってお届けしているトークショー「今日の写真2010@佐原宏臣写真展」、最終回です。

 

佐原宏臣×ホンマタカシ×倉石信乃

表参道画廊にて

構成=タカザワケンジ

 

★写真の”おくりびと”


ホンマ■お葬式は何回あったんですか?

佐原■7人です。ほんとは10年前にやった写真展のときにも、葬式の写真を入れて同じタイトルで展示したんですが、そこから入れると10人くらい死んじゃっていますね。

ホンマ■多いね。

佐原■親戚が多いだけだと思います。

倉石■佐原さんは関美比古さん、内野雅文さんという同世代の、若くして亡くなった写真家の写真の整理をしたり、遺作展を企画したり、ある種、「おくりびと」というか、追悼の役目をずっと負い続けていますよね。それはいったいなぜなんでしょう? そして、代表作は葬式を撮った写真。売り絵にならないものですよね。死に魅せられたというか。いやおうなく関わってしまうのかもしれないけど、そのことについてはどう思われてますか?

佐原■たまたま、彼らが亡くなったときに僕が暇だったというのが大きな理由なんです。僕が彼らの一番の大親友だったということではなく。

倉石■引き受けないという選択肢もあるし、葬式じゃなくて、7人が誕生する出産写真でもいいわけじゃないですか。

佐原■うーん。

倉石■なぜ、葬式写真であり、友人たちの死を完成させるような仕事をしているのか。そんなことを言われても困る?(笑)

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今日の写真2010@佐原宏臣写真展 第2回(全3回)

Posted in Interview by manami takahashi on 2010-08-30

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全3回に渡ってお届けしているトークショー「今日の写真2010@佐原宏臣写真展」、第2回です。

 

佐原宏臣×ホンマタカシ×倉石信乃

表参道画廊にて

構成=タカザワケンジ

 


★自分の「外」へ向かって」


ホンマ■「回転」はどのような意識で作っていたんですか?

佐原■とんがっていたような気はしますけど。若さを前面に押し出そうとしていましたね。

ホンマ■さっきの「光のきれいな時間」と同じで、「回転」から若さはあんまり感じなかったけど(笑)。

佐原■僕の若いところをすごく押し出して(笑)。森本とはそういう話をよくしていました。

ホンマ■造形大では高梨(豊)さんに教わっていたんですか?

佐原■二年のときに初めて教わりました。

ホンマ■「回転」は見せていたの?

佐原■当時、高梨さんには「回転」を手渡しして観ていただいていたような記憶もあるのですが・・・。学生のときはほとんど話したことがなくて、卒業してからやっと話すことができるようになったって感じでした。

ホンマ■高梨さんは生徒の写真をけっこう厳しく批評するの?

佐原■厳しくは言わないです。ただ、いちばん印象に残ったのが、同級生だった僕のカミさんが撮った写真を高梨さんが講評したときのことなんです。荒川の河川敷で土手を撮っていて、土手のうしろに凧が写っている写真を見て「この凧があるからこの写真はいいんだよ」みたいなことをおっしゃっていて、当時、やみくもに反発していた僕は「それは違う」と思っちゃったんです。凧があるからいいとか、ここに人がいるからダメだとかは違うんじゃないか。いまでも多少はそう思っていますけど。

倉石■厳しい学生だね。

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今日の写真2010@佐原宏臣写真展 第1回(全3回)

Posted in Interview by manami takahashi on 2010-08-27

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佐原宏臣という写真家を知っていますか?

おシャレな雑誌のファッション写真を撮るわけでもなく、ドコか地球の辺境に冒険しにいくわけでもなく、ましてやアートを気取って海外留学するでもない、コンペの賞なんかには全く興味がない、ちょっと頑固な写真家佐原宏臣を紹介します(ホンマタカシ)

 

2010年6月12日(土)、佐原宏臣写真展「何らかの煙の影響」の会場(表参道画廊)で、トークショー「今日の写真2010@佐原宏臣写真展」が開かれました。その模様を、全3回に渡ってお届けします。

 

佐原宏臣×ホンマタカシ×倉石信乃

表参道画廊にて

構成=タカザワケンジ

 

★15年前の「回転」


──今日のトークショーはホンマさんがやろうと言ったことから始まったそうですね。

ホンマ■そもそも僕が佐原くんの写真と出会ったのはだいぶ古くて、僕のアシスタントをやっていた森本美絵から、彼女と佐原くんがやっていた「回転」という写真同人誌を見せてもらったんです。その頃から佐原くんの写真に興味があったんですが、その後はしばらく忘れていて、久しぶりに新宿のギャラリーで佐原くんの写真を見ました。「回転」のころの感覚と変わらないなと思いましたね。「回転」は何年前くらいですか?

佐原■1995年なので15年前ですね。

ホンマ■写真の質っていうか、トーンなのかクセなのか。そのときと変わらないものって何だろう、と思いました。

倉石■私が佐原さんの写真を見たのも「回転」でした。まだ美術館に勤めていた頃ですが、送ってきていただいたんだと思います。学部の学生が出した雑誌としてはお金をかけて作っていて、主張もあるまじめな本だと思いました。あれは何号まで出したんですか?

佐原■4号です。

倉石■尾仲浩二さんにインタビューをしたり、単に写真を撮るだけじゃなくて、写真の現状をどう考えていこうか、二人で手探りで考えている感じがすごく面白かった。批評意識っていうのかな。写真ってどんなメディアなんだろうって自分の言葉で考えているところがよかったですね。その後も佐原さんの写真については、頭の片隅に残っていました。東京写真月間にこの表参道画廊で、私が選んだ写真家を紹介する展覧会を始めて今年で3年目なんですが、いい作家なのにあまり展覧会をしていないようで、だから実際見てみたいと思う作家を紹介してきました。今回はたまたまホンマさんと話していて佐原さんの名前が出て、「グラフィカ」という雑誌に載った佐原さんの写真を見ました。でも、サードディストリクトギャラリーの展示は見ることができなかった。その心残りもあって、今回、ぜひ、ということになりました。

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長島有里枝インタビュー@SCAI THE BATHHOUSE(後編)

Posted in Interview by manami takahashi on 2010-08-7

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2010年7月15日(木)、SCAI THE BATHHOUSE 2Fのビューイングスペースで展覧会「SWISS+」を開催中(8月4日まで)の長島有里枝さんにインタビューしました。
後編をお届けします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

btb◆日本でも普段から花の写真を撮られますか?

長島◆どこでもけっこう花の写真は撮ります。でも、いつもカメラを持ってて撮ってるんではなく、どこかまでちゃんと撮りに行くかんじです。

btb◆写真集の中の文章はもともと写真とは関係なく書かれたものでしょうか?

長島◆はい、そうですね。

btb◆どうして文章も入れようと思われたのでしょうか?

長島◆考え事をしているとき、人って絶対何かを見てると思うんです。目をつぶって考え事するって、あまりないでしょう?そのときに見ているものに、感覚的に似たイメージの写真が撮りたい。この被写体が撮りたいとかじゃなく、その時間みたいなものをいま写真で撮っていて、それと対になっている考え事を表現するために、この日記を使いたいと思ったんです。これはもちろん、元の個人的な日記に手を加えた文章です。二つはまったく別の世界にあるもの、外側の世界と内側の世界、そこに意味的な繋がりがない、ただ偶然に、意識と物質が居合わせたというだけの繋がりで存在しています。

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長島有里枝インタビュー@SCAI THE BATHHOUSE(前編)

Posted in Interview by manami takahashi on 2010-07-30

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写真家の長島有里枝さんが新しい写真集『SWISS』を出版しました。
写真といい文章といい装丁といい素晴らしい本だと思います。同じ写真家として嫉妬と畏敬を感じました。その写真集に合わせて展覧会が谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開かれたのでインタビューしてきました。(ホンマタカシ)


2010年7月15日(木)、SCAI THE BATHHOUSE 2Fのビューイングスペースで展覧会「SWISS+」を開催中(8月4日まで)の長島有里枝さんにインタビューしました。
前編・後編、2回に渡ってお届けします。

 

 

 

 

 

 

 

ホンマ◆(最新写真集『SWISS』を見ながら)このデザイナーの人(寄藤文平氏)すごくいいですね。そして実現してくれた姫野さん(赤々舍代表)すごいね。

長島◆初めて自分の望む通りの本を作れたと実感しています。最初の打ち合わせのときは抽象的なこと、まずは触感から話し始めて、重さや大きさみたいな、本という「もの」としての質感を寄藤さんに伝えました。じゃあこんな感じかな、ってデザインがきて。紙も触って選んでるんですよ。

ホンマ◆この何もないページとか。

長島◆重さを言ったから入ったのかも(笑)。

ホンマ◆でもこれで句読点がつくっていうか。

長島◆写真とテキスト、どっちかをもう一方の説明にしたくなくて、入れ方を悩んだとき、寄藤さんがこのアイデアを出してくれました。

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